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スキルアップカレッジ

用語集

中期経営計画策定実践コースで使われる主要な用語(90語)をまとめています。

インベスターデー(いんべすたーでー)
Capital Markets Day(CMD)とも呼ぶ。IR イベントとして半日〜1 日で開催、機関投資家向けに中計進捗・事業戦略の詳細を説明。 → レッスン 1・7
イリオンの経営再建 (いりおんのけいえいさいけん)
大塚家具が 2018/6 に策定した中計。業績悪化により 2018/12 に事実上撤回、2019/12 にヤマダ電機による子会社化に至った。 → レッスン 7
上方修正 (じょうほうしゅうせい)
中計 KPI を目標水準よりも高い水準に修正すること。武田薬品「TAKEDA Vision 2025」は 2019 年 Shire 買収完了後に上方修正した。 → レッスン 7
営業キャッシュフロー(えいぎょうきゃっしゅふろー)
本業の活動から得られるキャッシュ。Capital Allocation の元手。 → レッスン 4
エクイティ・スプレッド (えくいてぃすぷれっど)
ROE − 株主資本コスト。ゼロ以上でないと価値創造できない。 → レッスン 4
エグゼクティブサマリー(えぐぜくてぃぶさまりー)
中計文書の第 2 章、4 スライドで構成(メッセージ/財務目標一覧/非財務目標一覧/3 年の重点戦略)。単独で機関投資家に配布可能な仕上がりに。 → レッスン 6
エンゲージメントスコア(えんげーじめんとすこあ)
eNPS とも呼ぶ。従業員が「自社を勧めたい」と思う度合い。日系プライム平均は -30〜-15 レンジ、上位は 0〜30。 → レッスン 5
大塚家具 (おおつかかぐ)
2018 年策定の中計を事実上撤回し 2019 年ヤマダ電機に子会社化された企業。 → レッスン 3・7
開示メッセージ(かいじめっせーじ)
中計文書における投資家・社員・社会への訴求メッセージ。 → レッスン 6
課題認識 (かだいにんしき)
Value-up Plan 5 要素の一つ。なぜ株主資本コストを上回れないかを分析。 → レッスン 5
カーブアウト(かーぶあうと)
事業売却の一種。事業を分社化して他社に売却する。5 ステップ(売却先探索/バリュエーション/従業員説明/労組合意/クロージング)で 8-15 か月。 → レッスン 3
環境認識 (かんきょうにんしき)
中計文書の第 3 章。PEST /5 フォース/VRIO /シナリオプランニングで構成。 → レッスン 2・6
経営陣ワークショップ(けいえいじんわーくしょっぷ)
中計策定期間中に開催されるオフサイト。3 ステップ(情報インプット 4h /戦略仮説の議論 6h /翌年度アクション合意 2h)で 1 泊 2 日または 2 泊 3 日。 → レッスン 2・6
決算プレゼン (けっさんぷれぜん)
四半期・通期の決算発表資料。中計進捗は決算プレゼン 8 ブロックの中で開示。 → レッスン 1
現状分析 (げんじょうぶんせき)
Value-up Plan 5 要素の一つ。ROE /ROIC /PBR /株主資本コストの過去 3-5 年トレンド。 → レッスン 5
コンサル起用 (こんさるきよう)
中計策定にコンサルを起用するか、内製化するかの判断。伴走型が実務標準。 → レッスン 1・6
コーポレートガバナンス・コード(こーぽれーとがばなんすこーど)
2015/6 制定・2018/6 ・2021/6 改訂。 → レッスン 1・8
財務モデル 3 ステートメント連動(ざいむもでるすりーすてーとめんとれんどう)
P/L → CF → B/S の 3 財務諸表を Excel または EPM ツールで連動させる財務モデリング。 → レッスン 1・6
事業別 WACC (じぎょうべつわっく)
事業ごとにリスク調整した加重平均資本コスト。既存事業 5-7 %/成長事業 6-9 %/新規事業 8-12 %/海外事業 8-15 %。 → レッスン 3
事業ポートフォリオ 4 象限(じぎょうぽーとふぉりお4しょうげん)
ROIC と成長率の 2 軸で 4 分類(コア/育成/キャッシュ牛/撤退候補)。 → レッスン 3
事業ポートフォリオ組み替え(じぎょうぽーとふぉりおくみかえ)
中計期間中に事業構成を変更すること。撤退・売却・買収・新規参入の組み合わせ。 → レッスン 3
資本コスト (しほんこすと)
WACC と株主資本コスト。事業評価・投資判断の基準金利。 → レッスン 3・4
資本配分マップ (しほんはいぶんまっぷ)
Capital Allocation Framework とも呼ぶ。4 分配(成長投資/M&A /株主還元/内部留保)を可視化。 → レッスン 4
株主資本コスト (かぶぬししほんこすと)
Cost of Equity。CAPM で計算される株主が期待する最低収益率。 → レッスン 4
シナリオプランニング(しなりおぷらんにんぐ)
Herman Kahn 1950s /Shell 1970s の系譜。楽観・基本・悲観の 3 シナリオを並置。 → レッスン 2
事業別 ROIC (じぎょうべつろいっく)
事業ごとの投下資本利益率。事業別 P/L /B/S /共通費配賦/事業別税負担から算定。 → レッスン 3
社外役員フィードバック(しゃがいやくいんふぃーどばっく)
社外取締役の意見を中計ドラフトに反映するプロセス。v0.4 と v0.7 の 2 回で折り込み。 → レッスン 2・6
主幹事証券 (しゅかんじしょうけん)
IPO /二次募集で幹事役を担う証券会社。IPO 準備企業の初回中計策定で擦り合わせを繰り返す。 → レッスン 8
成長可能性資料 (せいちょうかのうせいしりょう)
東証グロース市場の上場時開示義務。4 部構成(会社概要/市場ビジネスモデル/成長戦略/リスクと対応)。 → レッスン 1・8
成長投資 (せいちょうとうし)
Capital Allocation の 4 分配の一つ。設備投資/IT 投資/R&D 投資。中計期間 3 年累計で全 CF の 40-60 %。 → レッスン 4
セブン & アイ ホールディングス(せぶんあんどあいほーるでぃんぐす)
2024/4 に「Value-up Plan」を開示。ROE 目標 11.5 % 以上・総還元性向 100 %。 → レッスン 5
全社発表大会 (ぜんしゃはっぴょうたいかい)
中計公表と同時に開催される全社員向けイベント。120 分(社長メッセージ 30 分/中計サマリー 60 分/Q&A 30 分)。 → レッスン 7
総還元性向 (そうかんげんせいこう)
(配当金 + 自己株式取得)/ 当期純利益。50-100 % 超のレンジ。 → レッスン 4
撤退基準 (てったいきじゅん)
事業ポートフォリオ組み替えの撤退判断基準。5 基準(連続赤字 3 年/ROIC < WACC 継続/市場シェア低下/シナジー消失/事業価値の外部評価下落)。 → レッスン 3
対前中計比較 (たいぜんちゅうけいひかく)
中計 KPI の対前中計 3 年前実績・目標水準との比較。 → レッスン 6
中計 KPI(ちゅうけいけーぴーあい)
中期経営計画の主要指標。売上・営業利益・ROE ・ROIC /人的資本 KPI /GHG 削減。 → レッスン 4・5
中計策定ツール(ちゅうけいさくていつーる)
Excel /Anaplan(2006 米国)/Board(1994 スイス)/Pigment(2019 フランス)/Oracle EPM の 5 大選択肢。 → レッスン 6
中計ドラフト 8 版立て(ちゅうけいどらふとはちばんだて)
v0.1 初期骨格→v0.2 戦略仮説絞り込み→v0.3 財務目標第 1 案→v0.4 社外役員第 1 回レビュー→v0.5 意見反映→v0.6 ワークショップ第 3 回反映→v0.7 取締役会審議用→v0.8 最終版。 → レッスン 6
中計文書 11 章構造 (ちゅうけいぶんしょじゅういっしょうこうぞう)
表紙/エグゼクティブサマリー/環境認識/長期ビジョン/中期戦略/事業別戦略/機能別戦略/財務目標/資本政策/非財務目標/付録。 → レッスン 6
長期ビジョン (ちょうきびじょん)
中計文書の第 4 章。10 年後の会社の姿。 → レッスン 6
東芝メモリ→キオクシア (とうしばめもりきおくしあ)
2016 年不適切会計問題を受け 2018 年に Bain Capital 主導のコンソーシアムに 2 兆円で売却。2024/12/18 東証プライム市場に IPO 完了。 → レッスン 3
東証 2023/3/31 要請 (とうしょうにいぜろにいさんさんさんじゅういちよう)
「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応等に関するお願い」。3 段階(現状分析→改善方針→進捗開示)の対応開示を要請。 → レッスン 4・5
特定重要物資 (とくていじゅうようぶっし)
経済安全保障推進法の 4 本柱の一つ。2022/12 に 11 分野を指定。 → レッスン 4(クラウドプログラム関連で参照)
内部留保 (ないぶりゅうほ)
Capital Allocation の 4 分配の一つ。追加投資機会に備えた現預金・有事対応の資金余力。 → レッスン 4
日立化成→昭和電工 (ひたちかせいしょうわでんこう)
2019/12 日立製作所が上場子会社日立化成の売却を発表・2020/4 昭和電工が公開買付で日立化成を子会社化・2021/1 昭和電工マテリアルズに社名変更・2023/1 レゾナック・ホールディングスに社名変更。 → レッスン 3
反映 (はんえい)
社外役員フィードバックを中計ドラフトに折り込むこと。反映しない意見も反映しない理由を記録するのが実務標準。 → レッスン 2・6
PBR 1 倍割れ(ぴーびーあーるいちばいわれ)
株価純資産倍率が 1 倍を下回る状態。2024 年時点で東証プライム約 4 割・スタンダード約 6 割。Value-up Plan の追加開示が求められる。 → レッスン 5
部門ワークショップ(ぶもんわーくしょっぷ)
社内浸透 3 段カスケードの 3 段目。半日 240 分で部門別 KPI を課別・個人 KPI に落とし込む。 → レッスン 7
非財務 KPI(ひざいむけーぴーあい)
人的資本 KPI ・GHG /CDP /TNFD /DE&I 。中計への並置手法は 3 パターン(財務と同列/独立章立て/付録扱い)。 → レッスン 5
マイルストーン(まいるすとーん)
中計達成に向けた達成目標時点。1 年目 20 %/2 年目 50 %/3 年目 100 %。 → レッスン 7
三菱地所 (みつびしじしょ)
2023/5 に「価値向上に向けた対応方針」を開示。ROE 目標 8 % 以上・3 年累計自己株式取得 3,000 億円。 → レッスン 5
目標水準 (もくひょうすいじゅん)
Value-up Plan 5 要素の一つ。ROE 目標・ROIC 目標・PBR 目標・タイムライン。 → レッスン 5
レゾナック・ホールディングス(れぞなっくほーるでぃんぐす)
2023/1 に昭和電工と昭和電工マテリアルズ(旧日立化成)を統合した新社名。 → レッスン 3
割引率 (わりびきりつ)
DCF 計算で将来キャッシュフローを現在価値に換算する率。WACC が主流。 → レッスン 3
Anaplan(あなぷらん)
Anaplan Inc. 2006 年米国設立の EPM ツール。大企業のグローバル中計に強い。年間ライセンス数千万〜数億円。 → レッスン 6
Board(ぼーど)
Board International 1994 年スイス設立の BI +計画統合プラットフォーム。中堅企業に強い。 → レッスン 6
Capital Allocation Framework(きゃぴたるあろけーしょんふれーむわーく)
中計での資本配分の枠組み。4 分配(成長投資/M&A /株主還元/内部留保)。 → レッスン 4
CAPM (きゃっぷえむ)
Capital Asset Pricing Model 資本資産価格モデル。株主資本コストの標準的計算式。 → レッスン 3
CDP(しーでぃーぴー)
旧 Carbon Disclosure Project 2000 年英国設立。気候変動・水セキュリティ・森林の 3 テーマで環境情報開示を評価。 → レッスン 5
CGS ガイドライン(しーじーえすがいどらいん)
経済産業省「コーポレート・ガバナンス・システムに関する実務指針」。2018/9 改訂・2022/7 改訂。 → レッスン 8
CMD(しーえむでぃー)
Capital Markets Day の略。インベスターデーとも呼ぶ。 → レッスン 1・7
DOE(でぃーおーいー)
Dividend on Equity 配当金 / 株主資本。株主資本連動型の株主還元指標。3-5 % が実務レンジ。 → レッスン 4
EDINET (えでぃねっと)
金融庁の電子開示システム。全上場企業の有価証券報告書・臨時報告書を無料閲覧可能。 → レッスン 1・8
eNPS(いーえぬぴーえす)
Employee Net Promoter Score の略。エンゲージメントスコアとも呼ぶ。 → レッスン 5
FCF(えふしーえふ)
Free Cash Flow 自由キャッシュフロー。キャッシュ創出力の指標。 → レッスン 4
GHG(じーえいちじー)
Greenhouse Gas 温室効果ガス。Scope 1/2/3 で分類。 → レッスン 5
Golden Circle(ごーるでんさーくる)
Simon Sinek の Why → How → What のフレームワーク。中計ストーリーライン設計の参考。 → レッスン 6
IPO 準備企業(あいぴーおーじゅんびきぎょう)
上場申請直前の企業。初回中計は成長可能性資料と連動して策定。 → レッスン 8
KPI ブレイクダウン(けーぴーあいぶれいくだうん)
全社 KPI を段階的に細分化するプロセス。5 ステップ(全社→セグメント→事業→課別→個人)。 → レッスン 7
LTI(えるてぃーあい)
Long-Term Incentive 長期インセンティブ。業績連動株式報酬 PSU /RS /ストックオプション等の総称。 → レッスン 8
MECE ツリー(みーしーつりー)
Mutually Exclusive Collectively Exhaustive の略。戦略仮説を漏れなくダブりなく展開。 → レッスン 2
NEC PBR 向上策(えぬいーしーぴーびーあーるこうじょうさく)
日本電気が 2023/5 に開示した Value-up Plan 相当。ROE 目標 10 % 以上・総還元性向 50 % 以上。 → レッスン 5
NOPAT(のーぱっと)
Net Operating Profit After Tax 税引後営業利益。ROIC 計算の分子。 → レッスン 3
Oracle EPM(おらくるいーぴーえむ)
Oracle Enterprise Performance Management Cloud。Hyperion Planning 系譜の企業向けソリューション。 → レッスン 6
Pigment (ぴぐめんと)
Pigment 2019 年フランス設立の新世代クラウド EPM。コラボレーション機能が強み。 → レッスン 6
PSU(ぴーえすゆー)
Performance Share Unit 業績連動株式報酬。中計 KPI 達成度に応じて 3 年後に付与される株式数が確定。 → レッスン 8
ROE(あーるおーいー)
Return on Equity 株主資本利益率。当期純利益 / 株主資本。 → レッスン 4
ROIC (ろいっく)
Return on Invested Capital 投下資本利益率。NOPAT / 投下資本。 → レッスン 3・4
ROIC スプレッド (ろいっくすぷれっど)
ROIC − WACC。事業の価値創造・破壊を判定。 → レッスン 3
ROIC ツリー(ろいっくつりー)
ROIC = 営業利益率 × 投下資本回転率と分解する可視化手法。 → レッスン 3
RS(あーるえす)
Restricted Stock 譲渡制限付き株式報酬。一定期間の在任・KPI 達成を条件に譲渡制限解除。 → レッスン 8
SBT(えすびーてぃー)
Science Based Targets 科学的根拠に基づく削減目標。2015/6 CDP /UNGC /WRI /WWF の 4 団体が設立・1.5 ℃基準 2019/10。 → レッスン 5
SBU(えすびーゆー)
Strategic Business Unit 戦略事業単位。中計 KPI の分解単位。 → レッスン 4
Scope 1/2/3(すこーぷいちにさん)
GHG 排出量の分類。Scope 1 直接排出/Scope 2 エネルギー起源の間接排出/Scope 3 そのほかの間接排出(サプライチェーン 15 カテゴリ)。 → レッスン 5
SSBJ(えすえすびーじぇい)
Sustainability Standards Board of Japan サステナビリティ基準委員会。2022/7 発足・日本基準確定 2025/3。 → レッスン 6(callback)
TCFD(てぃーしーえふでぃー)
Task Force on Climate-related Financial Disclosures 気候関連財務情報開示タスクフォース。2015/12 設立。 → レッスン 5
TNFD(てぃーえぬえふでぃー)
Taskforce on Nature-related Financial Disclosures 自然関連財務情報開示タスクフォース。2021/6 設立・v1.0 公表 2023/9 。 → レッスン 5
Value-up Plan(ばりゅーあっぷぷらん)
価値向上計画。東証改革下で PBR 1 倍割れ企業が求められる。5 要素(現状分析/課題認識/改善施策/目標水準/進捗開示)。 → レッスン 5
WACC (わっく)
Weighted Average Cost of Capital 加重平均資本コスト。事業評価・投資判断の基準金利。 → レッスン 3・4
Where to play × How to win (うぇあとぅぷれいはうとぅうぃん)
Roger Martin & A.G. Lafley『Playing to Win』2013 の戦略フレームワーク。5 問の意思決定カスケード。 → レッスン 2
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