本文へスキップ
スキルアップカレッジ

用語集

タレントマネジメント実践コースで使われる主要な用語(86語)をまとめています。

アクセス権限の設計
人事データのガバナンスの1観点。誰が、どの情報まで閲覧・編集できるかを役割ごとに設計すること。人事企画がすべての情報を見られる一方、現場の管理職は自部門の情報だけを見られる、といった階層を設ける。
→ レッスン4
異動オペレーション
社内公募・社内FA制度・ジョブローテーションのいずれであっても、実際に異動を成立させるまでに共通して必要になる運営実務。引き継ぎ期間の確保、受け入れ先の準備、送り出し部署の補充計画、記録と振り返りからなる。
→ レッスン6
引き継ぎ期間
異動が決まってから実際に異動するまでの、業務の引き継ぎに充てる期間。短すぎると送り出す部署の業務に支障が出るため、十分な長さで設計する必要がある。
→ レッスン6
因果
一方が原因となって、もう一方の結果を引き起こす関係。相関が見られたからといって、必ずしも因果関係があるとは限らず、両者を混同しない姿勢がピープルアナリティクスの実務では欠かせない。
→ レッスン5
エンゲージメントサーベイ
社員が組織や仕事に対してどの程度前向きな関わりを持っているかを、定期的な質問調査で把握する手法。年1回程度の頻度で、多めの設問数を用いて組織の状態を多角的に把握する。
→ レッスン8
応募資格
社内公募において、誰が応募できるかを定める条件。無制限にするか、在籍年数や評価水準を条件にするかを、組織の状況に応じて設計する。
→ レッスン6
育成投資
教育体系や選抜研修に配分する投資。階層別・職種別・選抜型のバランス、事業戦略との連動、投資対効果の継続的な検証という3視点で配分を判断する。
→ レッスン7
受け入れ先の準備
異動オペレーションの1要素。異動者を迎える部署が、業務の割り当てやオンボーディングの計画をあらかじめ用意しておくこと。
→ レッスン6
送り出し部署の補充計画
異動オペレーションの1要素。異動によって生じる欠員をどう補充するかをあわせて計画すること。見通しがないまま異動を承認すると、送り出し部署の負担が増す。
→ レッスン6
選ばれなかった社員への配慮
選抜研修を設計する際の論点の1つ。選抜されなかったことが将来性を否定するものではないという姿勢を組織として示し、基準や結果をある程度透明にすること。
→ レッスン7
回答率
サーベイに実際に回答した社員の割合。組織への関心を示す指標としても扱われ、下がる傾向が見られる場合は運用方法や組織そのものへの関心の低下を示す予兆になり得る。
→ レッスン8
階層別教育
教育体系を設計する3軸の1つ。新入社員・若手・中堅・管理職といった組織内の階層に応じて必要になる学びを整理する軸。
→ レッスン7
幹部候補
ジョブローテーションの対象者を選ぶ際の1つの区分。将来の幹部候補として選抜した層を対象にするか、若手社員全体を対象にするかで、育成の設計が大きく変わる。
→ レッスン6
求人票
社内公募において、ポジションの空きを社員に公開するための文書。業務内容、必要なスキルと経験、期待される成果、応募条件、選考プロセス、上長への通知タイミングなどを記載する。
→ レッスン6
教育体系
個別の研修や学習機会を、組織全体の育成方針のもとに位置づけ直し、道筋として整理したもの。階層別・職種別・選抜型の3軸で設計する。
→ レッスン7
業務内容
配置のための人材要件を構成する3要素の1つ。そのポジションが日常的にどんな業務を担うのかを、具体的な行動レベルで書き出したもの。
→ レッスン2
期待される成果と役割
配置のための人材要件を構成する3要素の1つ。そのポジションに就いた人がどんな成果を出すことを期待されているのか、周囲からどんな役割を求められているのかを言葉にしたもの。
→ レッスン2
記録と振り返り
異動オペレーションの1要素。異動が成立した後、実際にどんな成果につながったか、本人の適応はどうだったかを記録し、次の異動計画の参考にすること。
→ レッスン6
教育投資の配分
育成投資を、階層別・職種別・選抜型のバランス、事業戦略との連動、投資対効果の検証という3視点で判断すること。声の大きい部署の要望だけで決めることは避けるべき失敗パターン。
→ レッスン7
経歴情報
人材データ基盤を構成する情報の1つ。過去の異動履歴、担当してきたプロジェクト、経験してきた職務の履歴を指す。
→ レッスン4
現職への配慮
社内FA制度を運営する際の論点。FA宣言をした事実が、現在の職場での評価や人間関係に悪影響を与えないよう、宣言の事実をどこまで秘匿するかという運用ルールを定めること。
→ レッスン6
効果測定
本コースで扱う仕組みが実際に機能しているかどうかを確認する作業。仕組みを作ることと、機能を測ることは別の作業であり、仕組みの一部として最初から設計する必要がある。
→ レッスン8
個人特定リスク
サンプルが小さい組織で分析結果を共有する際に注意すべきリスク。属性の組み合わせだけで、誰を指しているかが周囲にわかってしまうことがある。
→ レッスン5
サーベイ疲れ
サーベイの頻度や設問数の設計を誤ることで、社員が調査そのものに疲れてしまい、回答率や回答の質が下がる現象。目的の明確化や結果活用の可視化で防ぐ。
→ レッスン8
サンプルが小さい組織への配慮
対象人数が少ない組織や部署で分析結果を扱う際の注意。たまたま数人の特殊な事情が全体の傾向であるかのように見えたり、個人が特定されたりするリスクがある。
→ レッスン5
資格・研修履歴
スキルマップの精度を高める客観的な裏づけ情報。スキルレベルを直接決める根拠としてではなく、自己申告や上長評価を補強する参考情報として位置づける。
→ レッスン3
自己申告
スキルマップへの入力方式の1つ。本人が最も詳細な業務内容を把握している利点がある一方、自信過剰や謙虚さによる歪みが生じやすい。上長評価と組み合わせて使う。
→ レッスン3
社員番号
人事マスタを統合する際に整合を取るべき3つのコードの1つ。同一人物が、システムによって異なる番号で管理されていないかを確認する必要がある。
→ レッスン4
社内公募
社内のポジションの空きを社員に公開し、興味を持つ社員が自ら手を挙げて応募する仕組み。空きポジションを起点にする点で、社内FA制度と対をなす。
→ レッスン6
習熟レベル
スキルの3階層構造の第3階層。それぞれのスキル項目について、どの程度のレベルにあるのかを段階で表す。4段階か5段階で設計するのが実務的。
→ レッスン2
説明可能性
ピープルアナリティクスの倫理の1観点。分析結果がどのようなデータと手順から導かれたのかを、専門知識のない人にも説明できる状態にしておくこと。
→ レッスン5
鮮度管理
スキルマップを更新し続けるための運用。更新の頻度、更新の担当、変化のきっかけに応じた随時更新という3観点で設計する。
→ レッスン3
専門スキル
特定の職種や業務に固有のスキル。プログラミング言語の習熟度や特定の会計基準の知識などが該当し、同じ職種内での配置判断や専門人材の把握に使われる。
→ レッスン2
選抜の情報源
選抜研修の対象者を選ぶ際に組み合わせる複数の材料。スキルマップの推移、複数の職務を経験した経歴、複数の上長からの推薦などを突き合わせ、選定の客観性を高める。
→ レッスン7
組織コード
人事マスタを統合する際に整合を取るべき3つのコードの1つ。部署や課の単位を示すコードが、システムごとに異なる粒度や体系になっていないかを確認する。
→ レッスン4
職種別教育
教育体系を設計する3軸の1つ。営業・エンジニア・経理・人事といった職種ごとに必要な専門知識やスキルを整理する軸。
→ レッスン7
職務記述書
あるポジションに求められる業務内容・責任範囲・必要なスキルを文書化したもの。本コースでは採用のためではなく、社内の配置判断のために使う発想を扱う。
→ レッスン2
職務コード
人事マスタを統合する際に整合を取るべき3つのコードの1つ。同じ職務であっても、システムによって異なる名称やコードで登録されている場合があるため、統一が必要になる。
→ レッスン4
ジョブローテーション
社員が定期的に異なる部署や職務を経験する、組織主導の異動の仕組み。育成目的と、組織のリスクを分散させる目的の2つがある。
→ レッスン6
上長の同意
社内公募の運営における論点。応募者の現在の上長にとって「部下が抜ける」ことを意味するため、同意をどの段階で得るかの設計が制度の信頼性を左右する。
→ レッスン6
上長評価
スキルマップへの入力方式の1つ。日常的に業務を見ている上長が評価する方式で、評価者ごとの傾向による歪みが生じやすい。自己申告と組み合わせて使うのが実務的。
→ レッスン3
人材データ基盤
社員の基本情報を中心に、スキル情報・経歴情報・評価と資格の情報を社員番号でひもづけたデータの構造。タレントマネジメントシステムを機能させるための土台になる。
→ レッスン4
人材要件
配置のためにあるポジションが求める人物像を言語化したもの。業務内容・必要なスキルと経験・期待される成果と役割の3要素で整理する。
→ レッスン2
人材リテンション
組織が人材を維持し続ける力。単独の施策で改善するものではなく、人材データ基盤・スキル可視化・内部労働市場・教育体系という仕組み全体の帰結として捉える。
→ レッスン8
人事給与システム
給与計算、社会保険、勤怠管理といった、法令に沿って正確に処理することを目的とするシステム。タレントマネジメントシステムとは目的が異なり、共通の人事マスタを軸に連携する。
→ レッスン4
人事データのガバナンス
人事データをどう扱うかという規律。取得目的の明示、アクセス権限の設計、保存期間の設定という3観点で整える。
→ レッスン4
人事マスタ
社員の基本情報を一元的に管理する台帳。社員番号、氏名、所属組織、役職、雇用形態などの基本項目を持ち、人材データ基盤整備の出発点になる。
→ レッスン4
スキルインベントリ
スキルマップとほぼ同じ実務を指す言葉だが、組織が保有するスキルの在庫を棚卸しするという資産管理の側面を強調する。放置すれば古くなり、定期的な棚卸しが必要になる。
→ レッスン3
スキルカテゴリ
スキルの3階層構造の第1階層。「営業」「エンジニアリング」「経理」「人事」といった大分類で、組織図や職種区分と近い単位。
→ レッスン2
スキル項目
スキルの3階層構造の第2階層。スキルカテゴリの下に並ぶ具体的なスキルの名前。
→ レッスン2
スキルの共通言語
部署をまたいでスキルを比較できるようにするための、組織内で統一された言葉の体系。共通言語のない組織では、スキルは比較できない。
→ レッスン2
スキルマップ
社員一人ひとりが、どのスキル項目をどの習熟レベルで持っているかを一覧できる形にまとめたもの。属人的な記憶に頼らず、組織全体を俯瞰した検索を可能にする。
→ レッスン3
選抜型教育
教育体系を設計する3軸の1つ。特定の基準で選ばれた社員を対象に、通常より手厚い育成投資を行う軸。選抜研修が代表例。
→ レッスン7
選抜研修
選抜型の教育の代表例で、将来より大きな責任を担うことが期待される社員に、通常の教育より手厚い投資を行う育成プログラム。対象者の選び方が制度の公平性を左右する。
→ レッスン7
相関
2つのことがらが同時に変化する傾向。因果関係とは異なる概念で、相関が見られても、原因と結果の関係があるとは限らない。
→ レッスン5
タレントマネジメント
人材を組織にとって活用可能な形で把握し、必要な場所へ動かせるようにする一連の実務。本コースはこのうち「把握する」段階と「動かす仕組みを整える」段階に焦点を当てる。
→ レッスン1
タレントマネジメントシステム
社員のスキル・経歴・評価・異動履歴などを一元的に管理し、検索・分析できるようにする情報システムの総称。人材を活用するための意思決定を支えることを目的とする。
→ レッスン1
データ移行
既存のシステムからタレントマネジメントシステムへデータを移す作業。移行範囲を絞らないこと、移行後の検証の軽視、現場への説明の遅れが、代表的な落とし穴になる。
→ レッスン4
退職者への聞き取り
人材リテンションを見るための手がかりの1つ。退職者本人への聞き取りから、人材データ基盤やスキル可視化、内部労働市場といった仕組みに改善の余地がなかったかを確認する。
→ レッスン8
手動連携
担当者が一方のシステムの画面を見ながら、もう一方のシステムに手作業で入力し直す連携方式。技術的な連携を組まずに済む一方、入力の手間と誤入力のリスクがつきまとう。
→ レッスン4
取得目的の明示
人事データのガバナンスの1観点。どんな目的でこのデータを集めるのかを、社員に対してあらかじめ明示すること。
→ レッスン4
データモデル
人材データをどんな種類の情報を、どんな単位で、どうつなげて持つかという設計図。社員の基本情報を中心に、スキル情報・経歴情報・評価と資格の情報を結びつける。
→ レッスン4
陳腐化の兆候
人材データ基盤や内部労働市場、教育体系といった仕組みが実態から乖離していくサイン。更新率の低下、現場からの違和感の声、事業構造の変化という3つの着眼点で察知する。
→ レッスン8
定着率
本コースでは統計的な業界平均としては扱わず、自組織の過去の推移と比較する視点で、人材リテンションを見るための1つの手がかりとして扱う。
→ レッスン8
内部意思決定用の指標
経営層への定期報告や育成投資の検討に使う、社内向けの指標群。外部開示とは切り離し、スキルマップの充足度や内部労働市場の活性度などをダッシュボードとして整理する。
→ レッスン8
内部労働市場
組織の内部で、人材の需要と供給がやり取りされる仕組み。社内公募・社内FA制度・ジョブローテーションによって構成される。制度ではなく市場として捉える発想が本コースの中核。
→ レッスン6
パルスサーベイ
エンゲージメントサーベイよりも短い設問数で、より高い頻度で実施する調査手法。組織の状態の変化を早期に察知することを目的とする。
→ レッスン8
ピープルアナリティクス
人材に関するデータを分析し、人事の意思決定に活かす取り組みの総称。分析結果を個人の予測ではなく、組織的な施策の設計に接続することが本コースの立場。
→ レッスン5
汎用スキル
職種や部署を問わず幅広く求められるスキル。文書作成、プレゼンテーション、進行管理、語学力などが該当し、部署をまたいだ異動を考えるうえで特に重要な情報になる。
→ レッスン2
ファイル連携
決まったタイミングで、一方のシステムからデータを書き出したファイルを、もう一方のシステムに取り込む連携方式。API連携ほどの即時性はないが、比較的低コストで実現できる。
→ レッスン4
パイロット運用
スキルマップなどの仕組みを、いきなり全社で始めるのではなく、1つの部門や職種に対象を絞って先行実施すること。入力から活用までの手順が回るかを検証する目的を持つ。
→ レッスン3
必要なスキルと経験
配置のための人材要件を構成する3要素の1つ。そのポジションを担ううえで欠かせないスキルと、あれば望ましいスキルを分けて整理する。
→ レッスン2
評価・資格情報
人材データ基盤を構成する情報の1つ。人事評価の結果や、保有資格、研修受講歴を指す。
→ レッスン4
分析結果の報告設計
分析結果を経営層に報告する際の工夫。問いから始める、不確実性を隠さない、次のアクションとセットで示すという3観点で構成する。
→ レッスン5
分析の倫理
ピープルアナリティクスを組織に定着させるうえで欠かせない配慮。目的外利用の防止、説明可能性の確保、不利益な扱いへの接続の回避という3観点で整える。
→ レッスン5
不合格者へのフォロー
社内公募の運営実務の1つ。不合格になった社員がその後も同じ組織で働き続けることを踏まえ、不合格の理由をできる範囲で伝え、次の挑戦につなげる姿勢を示すこと。
→ レッスン6
保存期間の設定
人事データのガバナンスの1観点。退職者の情報をいつまで保持するか、古い評価情報をいつまで参照可能にするかを、あらかじめルールとして定めること。
→ レッスン4
見えるようにする技術
本コースが立つ基本的な視点。タレントマネジメントを「選ぶ技術」ではなく、人材データと仕組みを整えて人を見える状態にする技術として捉え直すこと。
→ レッスン1
見直しサイクル
人材データ基盤やスキル可視化、内部労働市場、教育体系といった仕組みを、年に1回棚卸しし、更新の滞りや現場との乖離、事業構造の変化への対応状況を確認する機会。
→ レッスン8
目的外利用の防止
ピープルアナリティクスの倫理の1観点。分析に使うデータを、当初集めた目的の範囲内で利用すること。人事データのガバナンスと同じ発想を、分析の場面にも適用する。
→ レッスン5
リスキリング
技術や事業環境の変化に対応するために、新しい職務や役割に必要なスキルを新たに習得すること。本コースは会社側が制度としてどう実装するかという運営側の視点で扱う。
→ レッスン7
レベル定義
習熟レベルの各段階について、「何ができれば、そのレベルにあると言えるか」を示す文章。抽象的な形容詞ではなく、観察可能な行動で書くことが重要になる。
→ レッスン3
API連携
2つのシステムがプログラムを通じて自動的にデータをやり取りする連携方式。鮮度は高い一方、技術的な連携設定が必要で、導入の初期コストがかかる。
→ レッスン4
FA制度
社員自身が、自分の希望する異動先や条件を宣言し、興味を持った部署からのオファーを待つ仕組み。社内公募とは逆に、個人の意思が起点になる。
→ レッスン6
Off-JT
日常業務を離れて行われる教育。集合研修や外部セミナーへの参加などが該当し、体系的な知識をまとめて習得しやすい。
→ レッスン7
OJT
日常業務を通じて行われる教育。上司や先輩が実際の業務の中で指導する形式で、実務に直結した学びが得やすい一方、指導者の力量で質にばらつきが生じやすい。
→ レッスン7
← タレントマネジメント実践 に戻る