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スキルアップカレッジ

コンテンツマーケティング実践

マーケティング・営業 初級〜中級 全8レッスン 約200分

公開日:

コース概要

コンテンツマーケティングは、良い企画を一度当てられるかどうかの勝負ではありません。誰に向けて発信し、誰が記事を作り、いつ公開し、その結果をどう次の企画に活かすかという運用を仕組みにできるかどうかで、続くか止まるかが決まります。本コースは、記事を中心としたオウンドメディア、SNS 、メルマガという 3 つの発信チャネルを対象に、担当者が入れ替わっても回り続ける編集体制の作り方を実践レベルで扱います。ブランドの声をどう定めるか、広告をどう出稿するかといった戦略や集客の領域には立ち入らず、企画から公開、そして振り返りまでの実行・運用のレイヤーに絞って解説します。

学習の流れ

レッスン 1 では、オウンドメディアが広報や広告とどう違うのかを整理し、コース全体を貫く 6 つの中核メッセージを提示します。レッスン 2 で読者を決める作業に入り、レッスン 3 では本コースの中心となる編集体制と編集カレンダーの設計をじっくり扱います。レッスン 4 で記事そのものの作り方を、レッスン 5 で SNS の発信設計を、レッスン 6 でメルマガの設計と運用を学びます。レッスン 7 では効果測定を数字の読み方から扱い、最後のレッスン 8 で、属人化を防ぐ組織づくりと生成 AI との付き合い方をまとめます。前半(レッスン 1〜2)で土台となる考え方を固め、中盤(レッスン 3〜6)で 3 つのチャネルの作り方と回し方を身につけ、終盤(レッスン 7〜8)で数字による見直しと組織としての持続性を学ぶという流れです。

このコースで学べること

  • ✓ オウンドメディアの役割を、広報の露出獲得や広告の即効性と区別して説明できる
  • ✓ コンテンツペルソナを定義し、扱うテーマと扱わないテーマを先に線引きできる
  • ✓ 企画会議から公開までを 4 レーンの編集カレンダーとして設計し、内製と外注を分担できる
  • ✓ 解説型・事例型・インタビュー型の記事を、構成案から事実確認まで一貫した手順で作れる
  • ✓ SNS の各チャネルに合わせて同じ内容を作り直す発信設計ができる
  • ✓ オプトインの原則を理解した上でメルマガの購読者リストを育て、セグメント配信を設計できる
  • ✓ 到達・滞在・行動の 3 つの意味で数字を見て、記事の棚卸しとリライトの判断ができる
  • ✓ 属人化を防ぐ引き継ぎ資料を作り、生成 AI との分業ラインを引ける

対象者

広報・宣伝・マーケティング部門でオウンドメディアや SNS ・メルマガの運用を任された方、これから自社メディアを立ち上げようとしている方、外部ライターや制作会社との進行管理に悩んでいる方、発信が属人化していて担当者が代わると止まってしまう組織の方

講師紹介

稲垣 遥(いながき はるか)

コンテンツ編集ディレクター/元 事業会社オウンドメディア編集長

出版社で雑誌編集者として 7 年勤務し、特集の企画立案、外部ライターの手配と管理、入稿進行までを一貫して担当する。その後、国内の住宅設備メーカーに転じ、広報宣伝部で 9 年間オウンドメディアの立ち上げから運用までを担う。編集長として月 20 本の記事制作体制を構築し、最大で外部ライター 12 名を同時に管理した経験を持つ。途中、部門ごとに分散していた 4 つの発信窓口(広報・製品部・お客様相談室・採用)を編集部主導で 1 つに集約し、発信の重複と抜け漏れを解消した。2025 年に独立し、現在は中堅企業を中心に、企画のセンスに頼らない編集体制づくりを伴走している。スタンス:「当てにいく企画より、続く仕組み」

受講される方へのメッセージ

「コンテンツマーケティングは、良い企画を思いつけるかどうかの才能競争ではありません。誰に向けて、誰が作り、いつ出し、どう見直すかを仕組みにできるかどうかで、続くか止まるかが決まります。本コースでは、記事・SNS ・メルマガという 3 つの発信チャネルを、担当者が代わっても回る編集運用として設計する方法を、8 つのレッスンでお伝えします。戦略の定義やブランドの声づくりには立ち入らず、実行と運用のレイヤーに絞って、明日から使える手順に落とし込みました」

レッスン一覧

  1. 1

    コンテンツマーケティングとは何か——「オウンド」の位置づけ

    オウンドメディアの役割を、広報が担う露出の獲得や広告の即効性と区別して整理する。向く事業と向かない事業の見分け方、本コースが扱う範囲と扱わない範囲、コース全体を貫く 6 つの中核メッセージを学ぶ

  2. 2

    読者を決める——コンテンツペルソナと発信テーマ

    購買前の認知から検討までを対象にしたコンテンツペルソナの作り方、読者の知りたいことから企画を組み立てる設計、テーママップの作り方、扱わないテーマを先に決める発想、既存コンテンツの棚卸しを学ぶ

  3. 3

    編集体制と編集カレンダー

    企画会議の回し方、企画・執筆・校正・公開の 4 レーンで組む編集カレンダーの設計、内製と外注の分担、外部ライターへの依頼書に書くべき内容、レビューの段数、生成 AI との分業ラインを学ぶ

  4. 4

    記事コンテンツの作り方——構成・見出し・リード

    解説型・事例型・インタビュー型という記事の型、構成案をどこまで細かく作るか、読まれる見出しの立て方、リード文の 3 要素、事実確認の手順、引用と出典の扱い方を学ぶ

  5. 5

    SNS での発信設計——チャネルごとの企画

    同じ内容をそのまま流さないという原則、チャネルごとに読まれ方が違う理由、投稿頻度と運用負荷のバランス、誰が承認し誰が投稿するかという平時の運用ガイドライン、中の人の設計を学ぶ

  6. 6

    メルマガの設計と運用

    検索に依存しない到達路としてのニュースレターの役割、オプトインの考え方、購読者リストの育て方、セグメント配信、件名と冒頭の設計、配信頻度と解除率の見方を学ぶ

  7. 7

    効果測定と PDCA——数字を次の企画につなぐ

    コンテンツ単位の KPI 設計、到達・滞在・行動という「読まれた」の 3 つの意味、記事の棚卸しとリライトの判断基準、営業側の指標との接続点を学ぶ

  8. 8

    続く編集部をつくる——組織と、生成 AI 時代の編集

    属人化を外す仕組み、引き継ぎ資料に書くべき内容、内製化と外部委託の判断基準、生成 AI をどこまで使いどこで人が責任を持つか、AI 生成コンテンツの開示、修了後の学習方向を学ぶ

  9. ✓

    総復習テスト

    全レッスンの内容を振り返るテスト

このコースの用語集(79語)
アカウント
SNS 上で発信を行うための、個人や組織単位のページ。オウンドメディアの発信の場のひとつとして、自社が保有し編集判断で運用するものを指す。
意思決定の記録
編集カレンダーが持つもう 1 つの役割。公開日だけでなく、企画の狙いや想定読者、参考にした情報源を残すことで、後から判断の理由を振り返れるようにする考え方。
一次情報
公的機関や当事者による発表など、情報の発生源に近い資料。事実確認の手順では、まずこの一次情報にあたることが求められる。
一次レビュー(いちじれびゅー)
原稿の公開前に行う 2 段階のレビューのうち、最初の段階。担当編集者が構成のわかりやすさや文章表現、事実確認を行う。
インタビュー型記事(いんたびゅーがたきじ)
専門家や現場の担当者への取材をもとに、その人の言葉を通じて内容を伝える記事の型。取材前の質問項目の準備と、発言の整理が鍵になる。
引用
他社の発表や公的資料、書籍の内容を記事に取り入れること。自社の見解とは明確に区別し、あくまで補助的に使う。