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スキルアップカレッジ

危機広報・レピュテーション管理

広報・PR・IR実務 中級 全8レッスン 約200分

公開日: 最終更新日:

コース概要

危機広報は、多くの会社で「事件が起きてから慌てる」ものです。しかし本当の勝負は平時の準備にあります。本コースは、東証プライム/スタンダード上場企業の広報担当・広報部長候補・危機管理室担当・CCO 補佐・法務/コンプラ/経営企画兼務の危機対応担当・上場準備企業の広報立ち上げ担当・元記者からの職種転換者を対象に、初動対応 6 ステップ・お詫び会見の設計・メディアリレーション・SNS 炎上とプラットフォーム別対応・第三者委員会・業界別 4 類型・広報 DX ・危機管理体制までを 8 レッスンで体系化します。プレスリリースの作成技術と平時のメディアリレーションは既刊の広報関連の入門コース、株主・投資家との危機対応(アクティビスト・敵対的買収)は投資家関連の入門コース、コンプライアンス違反時の内部対応フローはコンプライアンス関連の入門コース、情報漏洩の技術対応は情報セキュリティ関連の入門コースに譲り、本コースは「危機広報担当者がメディア・SNS ・世論との危機を翻訳する」視点に軸足を置きます。

学習の流れ

前半 3 レッスンで危機広報の全体像と初動対応・お詫び会見の中核を扱います。レッスン 1 で 3 領域・4 類型・レピュテーション理論、レッスン 2 で初動対応 6 ステップと危機のトリアージ、レッスン 3 でお詫び会見の設計を扱います。中盤のレッスン 4 でメディアリレーションと情報の使い分け、レッスン 5 で SNS 炎上とプラットフォーム別対応、レッスン 6 で第三者委員会・調査プロセス・報告書を扱い、危機対応の本丸を組み立てます。後半のレッスン 7 で業界別危機広報 4 類型と 2024-2026 事例、レッスン 8 で広報 DX ・危機管理体制・広報担当のキャリアまでを扱います。全 8 レッスン・約 200 分の構成です。

このコースで学べること

  • ✓ 危機広報とレピュテーションの全体像とコース守備範囲を持てる
  • ✓ 初動対応 6 ステップと危機のトリアージを扱える
  • ✓ お詫び会見の設計(会場・進行・登壇者・想定 Q&A ・NG 表現)を組み立てられる
  • ✓ メディアリレーションと情報の使い分け(オフレコ・オンレコ・BG ・エンバーゴ)を扱える
  • ✓ SNS 炎上とプラットフォーム別対応を扱える
  • ✓ 第三者委員会・調査プロセス・報告書と公益通報者保護法対応を扱える
  • ✓ 業界別危機広報 4 類型と 2024-2026 事例を扱える
  • ✓ 広報 DX ・危機管理体制・キャリアを持ち帰れる

対象者

東証プライム/スタンダード上場企業の広報担当・広報部長候補・危機管理室担当・CCO 補佐・法務/コンプラ/経営企画兼務の危機対応担当・上場準備企業の広報立ち上げ担当・元記者からの職種転換者

講師紹介

神田 由美子(かんだ ゆみこ)

危機広報コンサルタント/元 全国紙社会部記者/元 東証プライム上場企業 CCO 補佐/中堅〜大企業危機広報支援 40 社超

国内大学 文学部を卒業後、2005 年に全国紙の社会部記者として入社、企業不祥事・行政不祥事・災害報道を 8 年経験。2013 年に大手 PR 会社の危機管理部門に転じ、企業の危機広報・お詫び会見支援・SNS 炎上対応を 6 年主導した。2019 年に東証プライム上場企業の CCO 補佐として、コーポレート広報・IR ・製品広報・危機広報の統合運営を 5 年統括。2024 年に独立し、中堅〜大企業向け危機広報コンサルティング事務所を設立。2026 年 8 月時点で独立 3 年目、上場企業・非上場中堅企業 40 社の危機広報体制構築を伴走。信条は「危機広報は隠すではなく翻訳する仕事——記者・SNS ・世論は違う言葉を話す 3 つの国」

受講される方へのメッセージ

「危機広報は、多くの会社で「事件が起きてから慌てる」ものです。しかし本当の勝負は平時の準備にあります。私自身、記者・PR 会社危機管理部門・事業会社 CCO 補佐・独立コンサルとして危機広報を扱ってきて確信したのは、危機広報担当者の付加価値は「隠す」ではなく「翻訳する」——記者の言葉・SNS の言葉・世論の言葉に、事実と対応と反省を翻訳する仕事だということです。本コースは、上場企業の広報担当・広報部長候補・危機管理室担当・CCO 補佐・法務/コンプラ/経営企画兼務の危機対応担当を主な対象に、初動対応 6 ステップ・お詫び会見の設計・メディアリレーション・SNS 炎上とプラットフォーム別対応・第三者委員会・業界別 4 類型・広報 DX ・危機管理体制までを 8 レッスンで体系化しました。プレスリリースの作成技術と平時のメディアリレーションは既刊の広報関連の入門コース、株主・投資家との危機対応(アクティビスト・敵対的買収)は投資家関連の入門コース、コンプライアンス違反時の内部対応フローはコンプライアンス関連の入門コース、情報漏洩の技術対応は情報セキュリティ関連の入門コースに譲り、本コースは「危機広報担当者がメディア・SNS ・世論との危機を翻訳する」視点に振り切ります」

レッスン一覧

  1. 1

    危機広報とレピュテーションの全体像

    危機広報の 3 領域、不祥事 4 類型(品質・データ・会計・労務・情報漏洩)、レピュテーション理論(Fombrun 1996 /Reputation Institute 1997/RepTrak 7 次元 2006)、コース守備範囲・境界明示、広報 3 職種(コーポレート/製品/サステナ)と危機時の統合を学ぶ

  2. 2

    初動対応 6 ステップと危機のトリアージ

    初動対応 6 ステップ(発覚→情報収集→意思決定→公表→対策→フォロー)、24-48 時間の意思決定タイムライン、トリアージマトリクス(影響度 × 拡大速度)、公表の 4 判断軸、隠蔽の 3 リスク、平時の危機シナリオプランニング 8 モデルを学ぶ

  3. 3

    お詫び会見の設計

    お詫び会見 5 大要素、登壇者選定 3 パターン、想定 Q&A 3 層構造、NG 表現 10 パターンと修正例、頭を下げる回数・タイミング・角度、記者質問への回答テクニック 5 型、リハーサル 3 回、外資系企業の危機時通訳運用を学ぶ

  4. 4

    メディアリレーションと情報の使い分け

    オフレコ/オンレコ/バックグラウンド/エンバーゴの 4 分類と危機時使い分け、記者クラブと非クラブ制、ダークサイト設計、PR TIMES /共同 PR /PR Wire /時事通信社ライブ配信の使い分け、海外メディア対応、日本外国特派員協会 FCCJ を学ぶ

  5. 5

    SNS 炎上とプラットフォーム別対応

    SNS 炎上の 3 フェーズ(前兆・拡散・沈静化)、SNS モニタリング 5 ツール(BuzzSumo /Meltwater /Brandwatch /NetBase /Talkwalker)、プラットフォーム別対応(X /FB /IG /TikTok /YouTube /LINE 公式)、公式アカウント運用、SNS 発火の 6 パターンを学ぶ

  6. 6

    第三者委員会・調査プロセス・報告書

    第三者委員会報告書ガイドライン(日弁連 2010/7 制定・2019/1 改訂)、3 分類(第三者委員会/特別調査委員会/社内調査委員会)、委員選定、調査期間 3-6 か月、公益通報者保護法 2022/6 改正・従業員 300 人超企業内部通報体制整備義務、通報窓口 3 種を学ぶ

  7. 7

    業界別危機広報 4 類型と 2024-2026 事例

    品質不正の広報(神戸製鋼 2017 /ダイハツ 2023 /小林製薬 2024 /トヨタグループ 2024)、データ改ざん・不正会計の広報(オリンパス 2011 /東芝 2015 /ジャニーズ 2023)、労務問題の広報(ワタミ /電通 /ビッグモーター 2023)、情報漏洩の広報(ベネッセ 2014 /CAPCOM 2020 /LINE ヤフー 2023-2024)、グローバル危機広報を学ぶ

  8. 8

    広報 DX ・危機管理体制・キャリア

    広報 DX 3 領域(モニタリング/制作/評価)、AI モニタリング(spectee /NewsPicks Enterprise /Elyza)、生成 AI プレスリリース作成の危機時運用、危機管理体制の 3 モデル、危機管理マニュアル、リテイナー PR 選定 4 軸、広報担当のキャリア 5 方向を学ぶ

  9. ✓

    総復習テスト

    全レッスンの内容を振り返るテスト

このコースの用語集(109語)
アウティング
本人の同意なく性的指向・ジェンダーアイデンティティを暴露すること。SOGI ハラの一種。LGBT 理解増進法 2023/6 で禁止。 → レッスン1(関連)
業界紙
業界特化メディア。日刊工業新聞・化学工業日報・日経クロステック等。 → レッスン 4
一部の心ない
NG 表現の一つ。個人責任転嫁の印象。「当社の教育・管理体制の不備でした」に修正。 → レッスン 3
インフルエンサー対応(いんふるえんさーたいおう)
好意的インフルエンサーには事実確認資料を提供、批判的インフルエンサーには公式訂正・法的対応。 → レッスン 5
遺憾
NG 表現の代表。自己責任感が希薄の印象。「深くお詫び申し上げます」に修正。 → レッスン 3
意思決定タイムライン(いしけっていたいむらいん)
初動対応の 24-48 時間のタイムライン。時間 0 発覚→時間 24-48 公表の実務標準。 → レッスン 2